カウンセリングとコーチング

マンツーマンの強みは、生徒のメンタル面でのサポートを状況に合わせて自在にできる点にあると思っています。学校などで問題を抱え、混乱している生徒や、勉強面で悩みを抱えている生徒などは、通常の授業を行っても効果は期待できません。まずは悩みを聞き、それをどうすれば解決できるかまで一緒に考えようとします。

問題が大きく、いっぱいいっぱいになっている場合は、カウンセリングの手法を使います。とにかくじっくり話を聴くことを心がけます。話していくうちに、本人の中でも問題が整理され、「すっきりしました」と話せるようになればカウンセリングは成功と言えるでしょう。

一方、勉強面などでどうしてよいかわからないという相談ごとの場合は、コーチングの手法を使います。問題点を聴くところまではカウンセリングと同じですが、そこから一歩踏み込んで、では、どうすればよいかを一緒に考えていきます。その際、こうしたらいいのではないか、ああすればいいのではないかといったことを生徒と共に考えていきます。そうすると、生徒のほうでも「ああ、なるほど。そうですね。やってみます。」と話し始めます。実際に行動に移せるかどうかは個人によっても違いますが、一歩ずつでも前進できればコーチングは成功です。

先日も、あるお父様から、娘が数学の時間に貴重なアドバイスをいただけた、腑に落ちたと喜んで帰ってきましたとのご報告をいただきました。

勉強するということは、精神状態が安定していないと効果は期待できないと考えています。できるだけ安定した状態を作り出すこと。これもグレイススタディケアの講師の大事な仕事のひとつです。