魔法の教室

中学1年生の女の子と英語の学習をしていました。
私どもはマンツーマン指導なので、勉強以外にも様々な話ができます。

少女は英語がとても苦手。
英語が嫌い過ぎてお友達とLINEしながら涙が止まらなかったそうです。
決して全くできないわけではないのですが、学校の進み方が速いのです。
定期試験の結果も惨憺たるものでした。

ある日、「家では手につかないのに、ここの教室に来ると、どんどんはかどる!!」と目を輝かせます。
「そうね、みんなそう言うわ!」と答えると「ここは魔法の教室ですね!」と。

そう少女に思わせる理由を考えてみました。

一つ目。学習する環境が整っていること。
私どもの教室には一切雑音が入ってこないのです。住宅街の中で「あら、こんなところに学習塾が!!」と思わせるような立地です。隠れ家的な存在といっても良いでしょう。なにせ看板も掲げていませんから!

二つ目。マンツーマン指導なので授業はしません。こういう塾が増えてきているようですが、それとはちょっと違います。必要な部分、つまり、生徒が理解不十分なところは白板で説明します。
わかっているところを説明しても時間の無駄ですからね。
わからない点のみピンポイントで教えてくれるから必然的にはかどります。

三つ目。教材は何を持ち込んでもいいことになっています。だから明日、単語のテストと言われれば、その対策をします。場合によっては音楽や家庭科、保健体育などの質問も受け付けます。

こうした指導により
「魔法の教室」と言われるのだと感じます。