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のり子先生の「コラム」から
「グレイススタディケアの生徒はよく本を読みますね。いまどき珍しいですよね。」とある講師がつぶやいた。まったく同感。本を抱えて教室にやってきて、少しでも手が空くと、むさぼるように読みふけっている。授業が終われば二宮金次郎よろしく、本を読みながら歩いている。かと思えば、「先生、これ面白かったよ。読む?」と持ってきてくれる生徒。「ありがとう」と受け取るのだが、こうした生徒が一人とは限らず、翌週までに読む本が一週間に4〜5冊たまることがある。それがどれも楽しい本なので飽きることがない。読み終わった後、返すときに互いに感想を述べ合うのがまた楽しみ。教室の本を「これ、借りてもいいですか?」と持って帰る生徒もいて、書棚の本をもう少し充実させたいと考えているところである。
生徒たちの興味の引き出しは尽きることがなく、理科や社会に関するもの、特に歴史に関するもの、理科実験に関するもの、伝記などに人気があるようだ。子供時代にむさぼるように読んだ本の知識は、知らず知らずに生涯を支える栄養となるに違いない。どうかこの興味の泉がつきることがないように祈るばかりである。
“GRACE MONTHLY
REPORT” March, 2008
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