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今年の霜月はぽかぽかと暖かい小春日和が続き、過ごしやすい気候でした。
田園調布の銀杏並木が美しく色づいております。 11月の指導報告書をお届け申し上げます。
冬休みの予定についてのお知らせを、過日お子様を通じてお渡ししております。
何人かの方はすでに振替、冬期特別講習の受講を申し込まれていらっしゃいます。 なるべくお早めにお手続きくださいますようお願い申し上げます。
12月のスタディケア
《 中学受験生の皆様へ 》
街にはクリスマスのイルミネーションが華やかにきらめいておりますが、受験生にとっては、本番が近づいている証拠とも感じられ、あまり気持ちのよいものではないかもしれません。盆も正月もないのが受験生というもの。残された時間を有意義に使い、最後の最後までがんばりぬいてください。私が受験生だったころ、「学問の厳しさに耐え 炭をつく」という句にとても励まされた記憶があります。つらいのは、自分だけではないのです。がんばっているのは、自分だけではないと肝に銘じて、冬休みを有効に活用してください。
《 小学生進学総合コースの皆様へ 》
日本の伝統として、お正月は一番大切な行事ではないでしょうか。おせち料理にもさまざまな意味がこめられていますし、門松、初詣などお正月ならではの風物がたくさんあります。お雑煮もそれぞれの家によって違いがあります。そうしたことの伝承が、代々の家庭の文化として根付いてこそ、日本の文化そのものの意味が子どもたちへも受け継がれていくのではないでしょうか。
コマ回しや、凧揚げ、すごろく、福笑い、かるた遊びなど昔ながらの遊びも経験しておきたいものです。
暮れの大掃除も大事な勉強です。生活の中から得る知識というのは、体で体験する分、よく理解できるものです。
《 特別生の皆様へ 》
ついに2学期も期末試験の時期となってしまいました。2学期は難度、範囲の広さでは年間を通して一番ボリュームがあり、それぞれ準備に明け暮れていることと思います。
長年、学習指導に携わっていて感じることは、「結果は後からついてくる」ということにつきるような気がします。授業の予習・復習を怠らず、授業に真剣に耳を傾け、こつこつとなすべきことをなしている生徒を見ていると、成績は自ずと上昇傾向にあります。これは「言うは易く、行うは難し」ですが、実行するかしないかは、各人の心掛けひとつ。
ただ一番困るのは、授業内容と試験の難度が一致していない場合です。これは、本人の責任ばかりとは言い切れません。そのためのバックアップに私どもの存在意義があるものと自負しております。
〜 コラム 成長する思考力 〜
小学生の総合進学コースで使用している教材に「成長する思考力」というものがあります。これは、無学年教材で、10級から1級まで各自のペースに合わせて学習をすすめることができ、特に国語は読解力、表現力の養成に優れているものです。中学受験の基礎力育成にも適しております。
この教材を、ある6年生の男子生徒が今年の春に1級まで完成することができました。指導方法としては、生徒が問題を解き、講師がチェックし添削して返却。それをみて、もう一度生徒が考え直し、正解を書き直し、再提出。講師がチェックして次に進むということをひたすら繰り返したものです。
果たして、その生徒の読解力はかなりの力がつきましたし、先日は宮沢賢治の「やまなし」の評論文を見事な分析・筆致で書き上げてくれました。
これについて、ある方から次のようなコメントをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
「1級まで完成するというのは、並大抵の意志レベルではクリアできません。だいだい5級、6級まで小学生の内に到達することができればかなりの読解力と問題に取り組む精神力がついていると私は思います。
1級に到達したということは、読解力レベルでいえば、中・高校生に匹敵すると思います。
環境、先生方の指導がなければ1級までは到達することは難しいですし、先生の指導があっても難しい場合もありますので、子どもにとっても先生にとっても大きな自信になるのではと思います。」
世間では、学力低下やニート問題が耳目を集めていますが、小さなころからの積み重ねがいかに大切か、あらためて基礎学力の大切さを痛感している次第です。
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