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彼岸花とはよくいったもので、不思議と秋のお彼岸のころに赤・白の花を咲かせる曼珠沙華。人の営みとは関係なく、季節は確実に移ろってまいります。
9月の指導報告書をお届け申し上げます。
だいぶ気候もしのぎやすくなり、文化祭や運動会・体育祭などの話題が教室でも盛んに聞かれるようになりました。文武両道でがんばっている様子がうかがえ、頼もしいかぎりです。体も鍛え、脳も鍛え、逞しい人に成長していってほしいと願っています。
体調管理に気をつけて、欠席のないようにいたしましょう。
10月のスタディケア
《 中学受験生の皆様へ 》
ここのところ、皆、別人のように表情が引き締まってきました。それだけ、真剣味がましてきたということでしょう。なかには、イライラが募り、家族にあたるなどという場面もあるかもしれませんが、受験のプレッシャーというのは想像以上に大きいもので、本人もそうでもしないと発散できないのかもしれません。そんなときは、さりげなく話を聞いてあげるとか、ちょっとした息抜きを用意する、おいしい食事を味わうなど、お母様の腕の見せ所です。どうか、お子様の心情を察して、励まし方を生活の中で工夫して差し上げてください。
学習面では、基本的な項目を取りこぼしていることがあります。取れるはずの問題を取りこぼすことのないように、プログラムを実施しています。
今月、来月あたりが胸突き八丁の時期です。どんな小さなことでも、気にかかることがありましたら、いつでもご連絡ください。
《 小学生進学総合コースの皆様へ 》
勉強ができるようになるためには、何が大切か?学力とは何か?という観点から考えますと、予習はいいのですが、先取り学習はあまりおすすめできません。学年が下がれば下がるほど、自分が知っていることに関して、先生のお話を集中して聞くということが難しくなるからです。
授業に集中するという習慣を小さいころから身に付けておかないと、中学・高校あるいは大学・社会人と長い目で見て、新しいことに対処する問題解決能力が育ちにくいのではないかと危惧されるのです。
「予習よりは、復習を!」これは、私どもの一貫した指導方針です。
《 特別生の皆様へ 》
2学期は、どの学年においても、特に算数では学年の重要な単元を習得する期間です。既習範囲の復習を繰り返し続けるようにしてください。
また、生活の中で身に付けるべき内容のことが、よく理解できていないケースも見受けられます。大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとっては知らないこともあります。これを補うのは、各ご家庭でのお子様との会話がどの程度なされるかにかかっております。このことが、家庭における文化の伝承であり、子どもを育てる大切な環境要因となります。
〜 コラム お弁当 〜
ある日の会話(中学生女子)です。話題が食べ物のことになりました。
生徒「私ね、幼稚園のころ、毎日お弁当のおかずにニンジンの甘く煮たのが入っていたの」
乃万「ああ、ニンジンのグラッセね」
生徒「そう。私、それが嫌いで、毎日しょうがなくて飲み込んでいたの」
乃万「そういうの、あるよね。結構きついでしょ」
生徒「それで、ある日、とうとう我慢ができなくなって、マグカップに入れてもって帰ったの」
乃万「なんで?その幼稚園、全部食べないといけないきまりだったの?」
生徒「ううん。全部食べないとお母さんに悪いと思ったの。でも、そうすればわかってくれるかと思って・・・」
これを聞いてグーッときてしまいました。面談の折に、お母様のお話をうかがっていて、いかにお嬢様を慈しんでお育てになっていらっしゃるかを知っておりますので。母の心は娘に伝わり、娘はそれをきちんと受け止めている。きっと素晴らしい女性に成長してくれることでしょう。
母親が子どもにしてやれることは、特に思春期以降は少なくなり、実は「お弁当」を通したつながりがとても大切だというお話をある私立中学校の先生から伺ったことがあります。私の経験からもそのように実感しています。
お母様方、早起きはつらいですが、おいしいお弁当作りに励みましょう! |