「感動とは「感じて」即「動く」ことである」(野村 克也)

如月になりました。節分、立春、バレンタインデーなど2月も季節の行事が続きます。寒暖の差もありますが、そこここに春の訪れを感じます。
1月は入試対策に明け暮れましたが、今月いっぱい続きます。受験生は特に体調管理に留意してください。

今月は入試シーズン。東京や神奈川の私立中学入試、高校入試、そして大学入試。すべての受験生が実力を発揮して希望の学校に進学できますようエールを送ります。

さて、来る2020年の大学入試制度の変更を受けて、早くも各私立中学の入試問題が様変わりをしてきています。今までの知識偏重型の問題から、思考力、判断力、創造力が問われるようになっているのです。これに対応するためにどういう準備をしたらよいか考えてみましょう。

まず、従来の通り、様々な知識を習得しておくのは大前提になります。そのうえで思考力、判断力、創造力を鍛えなければなりません。そのために必要なものは何かということになりますが、まず一番重要なことは、毎日の生活習慣の中で、いかに一つ一つのことに興味を持って過ごしていくかに尽きるのではないかと考えます。本を読んだときに、読みっぱなしにするのではなく、初めて知ったこと、わからなかったことをメモに残しておいて、それについてさらに詳しく調べてみるとか、ニュースや新聞に日ごろから親しんで、興味のある問題について自分なりの感想を持つなど、ほんの少しのきっかけで思考力や創造力は培われるのだと思います。

次に大切になってくるものが、表やグラフを読み解く力です。最近の出題傾向を見てみると、どの入試でもそうですが、表やグラフを見て分析する問題が多くなっています。これは、算数、数学、理科のみならず、英語でも社会でも国語でも頻出となってきています。表やグラフの表していることが理解できないと問題を解くことができません。これに対応するには、資料集や図鑑などに普段から接していることが必要になってくるでしょう。

若い頭脳では大人が考えもつかないような答えを見つけてくる可能性が大です。着眼点もユニークなものがあります。大人のちょっとした声かけでそれらが引き出される可能性は十分にあります。幼いころからの思考訓練は、何も難しいことではなく、いかに親子の会話が知的であるかにかかっているとも言えましょう。好奇心の育成と言い換えることもできるかもしれません。今はiPadやスマホ、PCなどでいくらでも情報が検索できます。お子様の「なぜ?」をそのままにせず、一緒に調べてみることをお勧めします。こうして考える癖を身に着けるのが大切な時代になってきているのです。